反転均平工法Ⅰ工法 工法手順
反転均平工法Ⅰ工法 (表土扱いなし) 最大耕起25cmまで適応
「表土扱いなし」に準じる反転均平Ⅰ工法の施工手順です。
1.施工前
現況標高、表土厚を計測します。指定された計画標高を確認します。
計算上、最大盛土厚が10cmを越える箇所が多発する場合は、事業主体に相談します。
2.反転耕起
レーザープラウで対象区画全てを反転耕起します。
設定耕起深は下記の計算式に基づきます。
設定耕起深=現況標高−計画標高+表土厚
設定耕起深が25cm以上になる場合は事業主体に相談します。
*レーザー制御されているため、耕した底が平になります。そのため盛土部では浅い耕しになりますが問題ありません。
全面耕起するのは乾燥促進と稲藁など残査物をすきこみ、運土・整地を正確に行うためです。
3.荒整地
圃場が乾燥後、ブルドーザーで運土します。盛土部は表土と心土が混じった土で盛土されます。
4.仕上整地
圃場が乾燥後、レーザーレベラーで仕上げます。圃場の額縁まわりは丁寧に転圧し漏水や不等沈下を防止します。
- 2024年2月28日