事業内容

反転均平工法の特徴

1. 透排水性の優れた圃場に仕上がります。

ブルドーザーを使用した従来工法では、高低差を均すため何回にもわたって土の移動を行います。そのため水分率の高い土壌の上を走行せざるを得ず、土壌を練り返してしまうため、透排水性の悪い圃場が出来がちです。

反転均平工法は、プラウで下層土から反転耕起し、土壌を乾かしてから土の移動を行うため、土壌の練り返しが少なく、透排水性の優れた圃場に仕上がります。

 

2. 施工コストが安く農家負担が少ない工法です。

表土扱い工法では、高低差にかかわらず「表土剥ぎ」「表土戻し」が固定的にかかります。反転均平工法では、この「表土剥ぎ」「表土戻し」をプラウ耕起で代替します。(詳細は工法の手順参照)従って工事コストの低減が図れます。

また、表土扱いなし工法と比較しても、工事コストは同等ないしは低減が図れます。

 

3. 現況表土の移動がなく農家が安心できる工法です。

受益農家が時間を掛け大切に作ってきた表土が現況の場所に残る安心な工法です。(詳細は工法の手順参照)

従来の「表土扱いなし」では、切土部の表土厚が薄くなりますが、反転均平工法では切土部の表土が盛土部へ移動されず、表土厚が施工前と同じ厚さで確保されます。

また「表土扱い工法」では、色々な区画の表土が混ぜ合わさった形で「表土戻し」されますが反転均平工法はそのようなことがない工法です。

 

4. 工事後、低馬力帯トラクターでも楽な耕起作業が可能となる工法です。

工事後、受益農家の方々が圃場面が固く耕起作業に苦労している話が良く聞かれます。

反転均平工法は、土の練り返しが少なく、またレーザーレベラーで最終仕上げを行う為、圃場面が硬くなり過ぎず、次工程の耕起作業が低馬力帯トラクターでも楽に行えます。

4.施工後のコーン指数